東京を拠点に活動するHIROSHI EBINAの最新アルバムがリリース！
KITCHEN.LABELからデビューし、作曲家Kin Leonnとのコラボレーションプロジェクトによる『Faraway Vicinity EP』は、コロナウイルスのパンデミック初期に録音され、社会的孤立に対する救済策を提示した。
本作『In science and the human heart』は、前作をさらに進化させたもので、暖かく無重力な環境と自由に浮遊するアンビエンスで、リラックスした状態、音の健康、そして最も興味深いことに、人間の心の問題を解決するための作品に仕上がっています。

瞑想的で、優しく、ミニマルな『In science and the human heart』は、心を落ち着かせる録音である。アーティストは、モジュラーシンセサイザーやオルゴール、グロッケンシュピール、ギターなどのアコースティック楽器と連携し、オープンリールテープ処理のシステムで音楽を制作しました。アルバムは、半世紀前のテープマシン（NAGRA IV）の電源が入る音から始まり、1/4インチテープに録音されたオルゴールが微妙なドローンと共にゆっくりと残響を奏でる。蛯名が再生速度を変え、内蔵スピーカーから出力される音にマイキングを行う。この方法だとテープマシンの音も入ってしまうので、あえてミックスに残している。

宝石をちりばめたような撥音、テープノイズ、拾った物の音が、光の滝と儚い美しさと交互に現れ、静寂のオーラと何とも言えないバランス感覚を生み出している。アルバム全体に漂う軽やかなハーモニクスとディケイが、その余韻に浸りながら美点を加えていく。『In science and the human heart』は、慌てず騒がず、瞑想の背景として、あるいは眠りのための穏やかな雰囲気作りに適している。

TRACKLIST

1. You'll be alright
2. It's OK to be stressed
3. The past is already gone
4. Don't be a victim of your thoughts
5. When it rains
6. Forgive yourself
7. The future hasn't come yet