フランス産スウィング・ジャズ〜ボサ・ジャズの最高峰!
古くは1950年代から活動を続けるフランスのヴィブラフォン奏者、ダニー・ドリス。エスプリを交えたスウィンギンなスティックさばきで魅了する彼は、 ジャン・リュック・ポンティやステファン・グラッペリとのヨーロッパでの共演に加え、メンフィス・スリムや、ライオネル・ハンプトンとも度々本場アメリカ でツアー行うなど、ワールドワイドに活躍する人物。そんな彼が、自身のオーケストラを率い1960年代に吹き込んでいた大傑作が本作『Dany Doriz』です。当時、フランスの盲目の音楽家の協会が設立したインディレーベルからリリースされていた作品故に、それほど多くの数が出回っていない貴 重な作品なのですが、よりによってその内容が素晴しすぎるから大変です。言わずもがな、そのオリジナルLPは、古くからトップレアな盤として一部のコレク ターに知られていました。自身のヴァイブを軸に聴かせるスウィングジャズを主体とした作品ですが、特筆点がてんこ盛り。まず何と言ってもエレガント極まり無い2曲のボサジャズ 「Debut Juin」、「Si Dominique etait la」がスゴい。可憐な女性のスキャット、迫力のホーンを交えてダイナミックに聴かせてくれますが、そのメロディの美しさが絶品。特に後者の儚げなフィー リングは絶句モノで、ただの”お洒落な”ボサジャズとは一線を画します。さらに、速いテンポのボサジャズ「La Bossa-Nova de notre amour」は、軽快に走るリズムと高揚感溢れるスキャットが最高の一曲。こちらはフロア栄えも抜群でしょう。他にも、彼のテーマ曲とでも言うべき疾走ス ウィングジャズ「Au 105, ca balance」、イントロのベースライン、カツカツ刻まれるリズムもクールなラテン風味のジャズダンサー「L’amour est une drole de chose」に、どこかClark-Boland辺りの作風を思わせる迫力のビッグバンドワルツ「Ma petite recette」など、アルバム通じて極上のサウンドだけが詰った1枚です。
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DANY DORIZ / S.T. (CD)

型番 30734928
ポイント 5pt
販売価格 2,600円(税込2,860円)
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